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囚人のジレンマに勝つ2
ゲーム理論 囚人のジレンマに勝つでお話しましたとおり、このコンテストで優勝したのは単純明快なプログラムでありました^^

それはいわゆる「やられたらやり返せ作戦」だというのです。
ん?と思いませんか?「そんなことなの?」っていう感じですよね^^;

わたしもそう思いました。まさに単純明快です。

詳しく書きますと、そのコンテストで優勝プログラムが行った戦法は。
1 最初は協調で攻める
2 最初相手が協調なら、次の回で自分は協調で攻める
3 相手が裏切りなら、次の回で自分は裏切りで攻める
これを繰り返すだけです^^なんと単純w
一応図にしてみましょう、そのほうが分かりやすいですからねw

    自分   相手
1回目 協調   協調
2回目 協調   裏切り
3回目 裏切り  協調
4回目 協調   裏切り

まぁ、最初は協調で後は前回の相手のマネをするだけということです。

すごくおもしろい結果でと思いませんか?
参加者のなかにはものすごく難しく、理論でガチガチにコーティングされたプログラムがあったはずですよ^^
それらのプログラムの中で、最後に勝ったのは単純明快プログラムw

さて、この結果には続きがあります。

それは、この単純明快プログラム。。
実はどのプログラムにも勝てませんでした!
どの相手にも引き分けか負け。

つまり、負けたときの失点が少なかったために、合計点数では最上位だったということになるんです。

他の2位以下のプログラムは、あるプログラムには強いが、あるプログラムには大差で負ける。この積み重ねによって結局最終得点では単純明快プログラムが勝ったということなんです。

ここ大事なところですよ^^

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